洋服が好き、おしゃれが好き、という人はたくさんいます。しかし、好きだから仕事にすると言ってしまえる意志の硬い人はどれほどいるのでしょうか。
服飾にかかわる仕事というのは思った以上に種類が多いようです。洋服を作りたい、売りたい、すぐ思いつく洋服関係の仕事内容。しかし、それは本当に仕事の一旦。どういう服を作りたいか、どこで売りたいか、少し考えただけでも、多種多様。めまぐるしく変わって行くファッションの流行。それをひっぱっていくのは将来のあなたかもしれません。学校でアパレル業界の仕事を基礎からしっかり学べば、自分がどの部門で働きたいか、どの部門に適性があるのか、可能性がどんどん広がっていきます。メディアなどでも華やかな世界にみえて、そう誤解されやすいアパレルですが、実は地道な作業が多く、コツコツと影の努力が実を結ぶ業界のひとつとも言えます。
有名なデザイナーを多く輩出しているところでは、レベルも高く、競争率も高く、確固たる目標を持ち、強い精神面を持っていないと成功の光を見出すのは難しいかもしれません。しかし、世界をも動かすファッションはだからこそやりがいがあるともいえ、挑戦する価値は充分あるのです。そして、どこで学ぶのか。これが一番大切な選択と言えます。