おしゃれなエコバッグを自作できるサービスがあります

地球温暖化は、地球に住む人類共通の課題です。悪化していく地球環境を守るために、スウェーデン人の少女、グレタ・トゥーンベリさんが国連気候行動サミットで“怒りのスピーチ”をしたことが話題になるなど、普段の生活では中々意識することが無くとも、世界中からの関心を集める問題です。

地球温暖化を含む、地球環境の悪化を食い止めるためには、特定の国や地域の努力だけでは意味がありません。地球に住む人々、ひとりひとりが当事者であるという意識を持ち、各々ができることを、できる範囲で無理なく行動していく必要があります。

気軽にできる環境への配慮として、石油など化石燃料の使用量削減のために、レジ袋ではなくエコバッグを持ち歩いている人もいるでしょう。一部の店舗ではレジ袋の有料化やエコバッグの持参でいくらかの値引きをするなどのキャンペーンを行っています。また、エコバッグは地球環境を考えるイベントなどで配布されることがあります。

エコバッグって本当にエコ?

エコバッグについて、このように思ったことはありませんか?

「エコバッグって結局、石油を使っているから本当はエコじゃないのでは?」

確かに、エコバッグの中にはレジ袋とさして変わらない材質のものもあります。それでは結局石油を使っているのだから意味がないのではないか、そもそもエコバッグを持たない人のためにレジ袋が用意されているのだから、石油の使用量そのものはさして変わらないのではないか、と思うのも無理はありません。

しかし重要なのは、レジ袋がゴミとして燃やされた時のことです。

レジ袋は1枚辺り20mlの石油を利用して作られ、燃やされることで二酸化炭素を排出します。レジ袋は1度の利用を想定されており、複数回の使用には耐えられません。一方、エコバッグはたとえ石油を使って作られていても、レジ袋以上の耐久性を持つため、レジ袋よりも長期間使うことができます。エコバッグを使用する間は、二酸化炭素の排出も石油の使用も抑制することができます。

では、店舗に備え付けられているレジ袋についてはどうでしょうか。たとえば1ヶ月で100万枚のレジ袋を客に渡し、ストックとして200万枚を置いているスーパーがあったとします。100万回の買い物のうち、50万回エコバッグが使われるだけで、ストックが減るスピードが半減し、ゴミとして焼却された際の二酸化炭素排出量も半減します。そのため、エコバッグの材質に関わらず、レジ袋以上の耐久性を持つエコバッグを使うことがエコにつながります。

オリジナルエコバッグを作ってみませんか?

世間では「普段の買い物をするのは女性」というイメージが強いためか、市販のエコバッグの多くは女性向けのデザインであることが多いです。男性でも使えるデザインのものは、紺や黒一色などの地味なものばかりです。欲しいエコバッグがないのなら、作ってみるのはいかがでしょうか。

オリジナルバック通販サービスを利用すると、エコバッグを1枚からでも作ることができます。エコバッグに向いているのはコットンバッグや不織布バッグです。特に不織布バッグであれば、かさばらないため畳んで仕事用のバッグに入れることもできます。オリジナルのアイコンやマークを印刷すれば、世界に1つだけのバッグが完成します。市販のエコバッグには持ちたいデザインがない、という方は是非ご利用ください。

オリジナルエコバッグを作る際の注意点

追加
オリジナルアイテムを作る際には「著作権」に注意しましょう。有名キャラクターなど、自分以外の他者が権利を有しているイラストなどを使ってオリジナルアイテムを制作すると、著作権法に抵触する恐れがあります。

とはいえ、著作権法は親告罪であるため、権利者側から訴えられない限りは罪にはなりません。多くの企業では、個人利用の範囲であれば、と黙認しています。

しかしながら、無用なトラブルを避けるためにも、オリジナルエコバッグを作る際は、オリジナルの図案にすることが望ましいです。インターネット検索をすれば、著作権フリーの図案・イラストもあるため、それらを活用してもよいですね。