素敵なファッションは、見ているだけで気持ちが明るくなります。そんなファッションに関わる仕事がしたいと考える方は多いでしょう。
ファッションに関わる仕事というと、まず思い浮かぶのがデザイナー。しかし、デザイナーは、一部の人しかなれないようなイメージがありますよね。「デザインセンスがないから…」と、諦めている方もいるかもしれません。
デザインセンスがなくても、ファッションに関わる仕事はできます！今回は、ファッションに関われる仕事をご紹介します。
ファッションに関われる仕事
①ファッションプロデューサー
ファッションプロデューサーは、デザイナーやマーチャンダイザーなど、ファッション関連のチームをまとめる役割を担っています。いわば、責任者のような立場です。
ファッションプロデューサーは、企画から販売までの流れを把握して、予定通りに仕事が進むように管理をします。チームメンバーを団結させて、それぞれの仕事が円滑に進むよう調整するのもファッションプロデューサーの仕事です。
ファッションプロデューサーは、最初から最後まで商品作りに関われる仕事と言えます。ファッションプロデューサーとして貢献するには責任感やコミュニケーション能力が求められますが、ファッションが大好きな方にぴったりの仕事です。
②ジャーナリスト
ジャーナリストは、新聞や雑誌などのメディアに情報を提供します。アパレル業界の専属ジャーナリストなら、ファッション関連の情報提供がメインになるので、ファッションに関わる機会が多いです。
ジャーナリストの良いところは、自分自身の意見を発信できることです。企業の方針があるので自由にとはいきませんが、オススメするファッションのどこが魅力かを、自分自身で考えて読者に伝えます。
服やアクセサリーなどの新しい魅力を発見できる仕事でもあります。ファッションアイテムが好きな方なら、やりがいを持ってしやすい仕事です。
③マーチャンダイザー
マーチャンダイザーは、販売戦略に携わる仕事です。売上を上げるためにどんな商品をどれくらいの価格で売るのか、いつ売るのかなどを考えます。
マーチャンダイザーは、「売上」という明確な目標を持って仕事をします。売上を達成するために、市場調査やマーケティング分析をして、商品の売り方を考えていきます。
コスト管理をするのもマーチャンダイザーの仕事です。自分の好きなファッションアイテムを知ってもらうだけではなく、「実際に身につけてほしい」という思いで仕事をしたい方におすすめです。
④パーソナルスタイリスト
スタイリストといえば、モデルやタレントといった芸能人のファッションに関わる仕事というイメージが強いと思います。しかし、パーソナルスタイリストは一般の人に向け、似合うファッションやヘアメイクを提案する仕事です。
自分に似合う洋服を知りたい人、体型をカバーしたい人などに対し、肌や骨格、パーソナルカラーなどの要素を踏まえたうえで、最適なアドバイスをします。
パーソナルスタイリストのやりがいは、なんといってもさまざまな人の悩みを解決できること。普段のファッションやヘアメイクに自信を持っている方は、そう多くありません。なんとなく顔色が悪く見えたり、着太りしてしまったりといったお悩みを抱えています。
そんな方々が、パーソナルスタイリストの提案により自分に似合うファッションが分かり、自信を持てるようになるのは大きなやりがいです。芸能界よりも、もっと身近な場所でおしゃれを提供したい方におすすめの仕事です。
⑤アパレルCADオペレーター
CADとは、「Computer Aided Design」の略で、コンピューターを利用して設計や製図を行うことです。つまりアパレルCADオペレーターとは、アパレルに特化したCADソフトを使い、洋服の型紙を作成したり、サイズ展開をしたりする仕事です。
アパレル業界もデジタル化が進んでいるため、将来性のある職種のうちの1つといえるでしょう。
「型紙作成だなんてデザイン力が必要なのでは？」と思う方もいるかもしれません。しかし、デザインを行うのはパターン制作の前段階で、デザイナーが担当します。
つまり、アパレルCADオペレーターに求められるスキルはデザイン力ではなく、デザイン画のイメージやコンセプトを崩さないようにするスキルです。細かい作業・地道な作業が好きな人や、ソフトを使う業務を行いたい人に向いている仕事です。
ファッションに関わる仕事はいろいろ！
ファッションに関わる仕事について、5職種をご紹介しました。
デザイナー以外にも、ファッションに関わる仕事はたくさんあります。「センスがないから…」「クリエイティブな能力に自信がないから…」と諦めるのではなく、デザイン以外の方向で、ファッション関係の仕事を目指してみませんか？
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